交感神経優位で3年睡眠障害?それとも更年期障害ですか?②
- Miracle n' Hikers
- 2016年11月22日
- 読了時間: 4分
昨日は久しぶりに雨が一日中降り続いて気温も下がり静かな日でした。
そのおかげか、昨晩は日が変わる前に就寝できました。

っが、
今朝は、強烈な頭痛で目が覚め、昼過ぎまでベットから起きあがる事が出来ませんでした。

こんな状況はたまにあるのですが、今日のは最近の中ではもっとも酷い頭痛でした。
先日、ストレスと交感神経の関係から不眠という負の連鎖の事を書いたのですが、(その記事はコチラ)
自分ではあまりストレスに対する自覚は無いのですが、、。
小さなイライラは確かにある。
毎日の渋滞とか、カスタマーセンターでの会話とか、銀行の書類とか、書類が英語とか、、
もしかしたら、アメリカで生活しているって事がストレスなのか?!っと思い始めています。
ああぁぁ、
そんな事言い出したら、’’日本帰えれば!’’何もかもが改善するかも!
って話しだ。
っま、とりあえずストレスは無しの方向で今日は更年期と睡眠障害の事を考えていきます。
更年期でよく耳にするホルモンといえば、エストロゲンとプロゲステロンです。
エストロゲン
卵巣から分泌されるホルモン(卵胞ホルモン)で血管を拡張して熱を発散させ、基礎体温を下げる働きがあります。
また、カルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にする働きもあります。
そして、エストロゲンは、視床下部にある自律神経に影響して います。
わぁ!自律神経といえば、『交感神経の優位』
何にでも関係してくる自律神経(自分の意思とは関係なく、刺激や情報に反応して、体の機能をコントロールしている神経のこと。)
年齢とともに卵巣の機能が低下すると脳からの指令を受けても卵巣からエストロゲンを十分に分泌できなくなります。
すると
視床下部や下垂体はより多くの性腺刺激ホルモンを分泌しエストロゲンの分泌しエストロゲンの分泌が行われるように刺激を送り続ける。
っが、
卵巣の機能が低下して十分なエストロゲンを出せないので、視床下部がパニック状態になってしまう。
結果、
視床下部は他のホルモン分泌のコントロールや自律神経の中枢であるために視床下部がパニック鳴ることで、自律神経が乱れてしまう。
そして、、エストロゲンは眠気を抑える作用があるのです。
えっ!眠気を抑えるホルモン!?
プロゲステロン
卵巣から分泌されるホルモン(黄体ホルモン)妊娠をサポートするために不可欠な黄体ホルモンです。
腺を発達させたり、食欲を増進したりする働きがあります。他にも血糖値を正常にする、体脂肪を減らす、ホルモンバランスを調整するといった役割も担っています。さらに、水分を引き込んだり、体温を上昇させたりといった作用もあります。
受精卵を着床、発育しやすくする働きもあります。
そして、眠気を促進する働きがあります!
そもそもプロゲステロンとは、「ステロイドホルモン」の一種で、これは卵巣の他に副腎や神経細胞でも産生されています。
そしてプロゲステロンやエストロゲン、副腎で造られるコルチゾールというホルモンの元になる材料は、肝臓が合成する「コレステロール」と言われています。 つまり普段から材料になるコレステロールを、卵巣と副腎(コルチゾール)とで分けあっているため、ストレスが増強すると原料であるコレステロールを副腎(コルチゾール)が多く必要としてくるため、卵巣にいくコレステロール量が少なくなってしまうのです。
その結果、卵巣は質・濃度の低下したプロゲステロンを作ってしまう。
プロゲステロンとエストロゲンの分泌がストレスなどが原因でホルモンバランスが崩れる事で、エストロゲンの暴走を鎮める重要な役割のあるプロゲステロンの分泌が十分でなくなり、エストロゲン過多になってしまうこともあるのです。
すまわち、エストロゲンの眠気を抑える作用が優位になってしまうってことです。
恐ろしい事実だ。
自然に過ごしていても女性は40代になると卵巣の中にある卵胞の数が急激に減少するために女性ホルモンの分泌が急激に減少してしまう
にもかかわらず、それにストレスが加わると、、、、
なんだか、不眠に拍車がかかる様な気がしてならないです。
改めて、根底にあるかもしれない?ストレスを取り除くのが不眠の改善、
もしくは、全ての身体の問題の解決になるの、であろう。
っと、思う今日この頃です。
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