グルテン不耐症なのか?アレルギーなのか?なんなのか?②
前回、小麦製品もしくは小麦に関係したものを口にすると、すぐに痒みの反応が出ると書きました。
そして、グルテンアレルギーとグルテン不耐症よの違いもイマイチわかっていませんっとも書きました。
以前、キネシオロジーの先生に相談した時に、『アレルギーではないけれど、身体がうまくグルテンを消化できていないようだから、グルテンフリーダイエットは継続した方がいいね。』とアドバイスをしてもらいました。
グルテンをうまく消化できないって?!どういうこと?
まず、人は食べものをエネルギーに変える為に、消化、吸収、分解、そして合成などの一連の代謝を必要とします。この代謝に必要な酵素が食べもの事に決まっているそうです。
そして、
特定の食べものを消化するのに必要な消化酵素が足らず、消化できなくなることを食物不耐症といいます。(グルテン不耐症の重症例としてセリアック病があります。)
じゃ、わたしはグルテンを分解する酵素が体内に無い、もしくは不足しているって事で、
グルテン不耐症って事になる。
のか?
自分の免疫が過剰に反応して症状がでるのがアレルギーで、もしも、グルテンアレルギーだったら、基本的に口に入れた瞬間に反応が起こるそうです。
えっ?!
って事は、
免疫細胞を活性化させてアレルギーを改善していく為におこなっている16時間ファスティングは意味が無い?!(詳しくは以前の記事を読んでね。)
なんか、ちょと悲しくなてきた。
しかし、
グルテン不耐症の重症例でセリアック病があります。
簡単にセリアック病とは、グルテンに反応して小腸の損傷を特徴とする自己免疫疾患で食物が適切に吸収されなくなってしまう先天性、遺伝性の病気です。
わたしの家族にセリアック病の病歴がある人は近い血族の中にはいないので、
セリアック病になる事は無いと思いますが、ずーっとさかのぼったら、
もしかしたらセリアック病のご先祖様がいたのかもしれないし、いなかったかもしれない。
ハッキリとした結果がなく、自分の中で疑いがある以上は16時間ファスティングをすることは意味があるような気がします。
しかし、
IgA抗体検査(セリアック病)と、
IgE抗体検査(即時型アレルギー反応)、 IgG抗体検査(遅延型アレルギー反応)をすれば、
自分がセリアック病なのか、小麦アレルギーなのか、グルテン不耐なのか
簡単にわかる事なんです。
ちゃんと、一度検査してみないといけないですね。