苦しかった思春期のアレルギー
- Miracle n' Hikers
- 2016年10月6日
- 読了時間: 3分
何がきっかけで、頭の皮を自らの手で搔きむしりだしたのかは記憶にない。

中学1年の中頃から3年生の冬頃まで頭にアトピー性皮膚炎の症状がでて頭皮に軟膏を塗りこむ日々を過ごしました。
思春期だったので、恥ずかしぃ!って気持ちがあったのを憶えている。勉強をしている時、テレビを見ている時や本を読んでいる時など無意識に手が頭にいき、爪でカリカリと搔き頭皮をむしり取ってしまう。
頭皮に炎症ができたから爪で搔きむしる様になったのか、掻きむしったから炎症ができたのか、どちらが先だったのかはわからない。
けれど、一番酷い症状の時は頭皮のどこを触っても柔らかく、出血もあって赤くなっていたそうです。
自分の目で確認できない部分なので、どのくらい酷い状態なのかわからないのでついつい触ってしまい、完治まで長い時間を費やしました。
小さいころからお世話になっている皮膚科で診察してもらい、軟膏を処方してもらい毎夜お風呂上りに母に塗り込んでもらっていました。
どうしても軟膏が髪にもついてしまうので、いつも脂ぎった髪をしていて、とっても恥ずかしかったです。
でも、母に薬を塗ってもらっている時があまりにも気持ち良くって、母に「もっと塗ってよ!』っと頼んで母を困らせた記憶があります。
今でもあの時の母の手のぬくもりを忘れられないです。

今思えばこの時のアトピー性皮膚炎の引き金は小学校から中学校にあがり生活環境が変わったことによるストレスだったのかもしれないです。
特にストレスを感じたのはやはり人間関係ですね。とにかくヤンキーが多かった学校だったので先輩が怖かったこわかった、。
ルールなのか掟なのか理不尽な決まり事たくさんあって、、今考えると笑ってしまう事も当時は真に受けていたのだから、ストレスからアトピーの方程式が成り立つ。
確かに、ストレスを抱えた体は極度に緊張していて、神経の働きが悪くなり、血液の流れも悪くなってしまうから、それらの悪循環がかゆみを引き起こす原因で、アトピー性皮膚炎の症状が悪化してしまう。
中3年の頃には頭皮の炎症も収まりつつあり、お薬も軟膏から液体タイプに変わり髪についてもギトギトしなかったので、見た目的にはよかったのですが、
その頃になると頭皮がドライになっているので自然に頭皮が剥がれ落ちる。
制服の上にフケが積もっているようも見えてしまう。でも、恥ずかしいと思う気持ちよりも、もうじき治る!希望の気持ちの方が大きかったですね。

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