海外に住んでいたら日本の運転免許が失効しました⇒見事復活させた方法を教えます。
急遽日本に一時帰国する事になり、先月１０年ぶりに日本の地に立ちました。日本の食材でつくる日本食は最高でした。
１０年ひと昔と言いますが、いろいろと身の回りの環境と世の中に環境が変わっていて、正に浦島太郎になったような気分になり沢山の不便さも感じつつも、改めて日本人の素晴らしさに感動しました。
今回はまったく予期しなかった帰国でしたが、せっかく日本に行くのならば失効してしまった日本の運転免許を更新しよう！っと思い、いろいろ調べたのですが自分に当てはまる免許失効状況での免許更新の方法がいまいち判らず、地元の免許センターに電話で問い合わせをしました。
警察庁のホームぺージによれば、海外滞在中で日本の免許をお持ちの方 で詳しく紹介してくれてます。ので参考にしてみてください。
まず、簡単に私の運転免許失効状況を説明します。
① 最終有効期限は平成23年の誕生日まで
② 失効から7年経過
③ 失効以降一度も帰国していない
④ アメリカ在住
⑤ 有効なカリフォルニア運転免許あり
免許センタに問い合わせした結果、これらの書類全てを用意して下さいとの事でした。
① 全てのパスポート
② 在住している国の運転免許証のすべて
③ マイナンバーを記載していない住民票
④ 写真一枚 縦3、横2.4㎝
⑤ 外国運転免許証の翻訳
⑥ 失効した日本の運転免許証
これら全ての書類を持ち毎週水曜日朝の９時30分までに、地元の免許センターにある外国運転免許の窓口でまず受付を済ませます。（曜日と時間は各センターごと違うかもしれませんので、かならず地元のセンターに問い合わせてください。）
そして、ここからが海外在住者にとって気おつけなければならない事が何点かあります。
★ 海外在住者で日本の住民票を抜いている人は、当たり前ですが、市役所や公民館で住民票を取得する事はできません。
なので、住民票に代わりに戸籍の附票と居住証明書を取得して下さい。
戸籍の附票は、住民票を抜いた時期が記載してあるので、今回は住民票を取得できません！っとの証明になります。市役所、関連機関で簡単に取得する事ができます。
居住証明書は、警察庁のホームページからダウンロードできます。
もしくは、最寄の警察署で居住証明書をもらう事ができます。
★ 外国免許証の和訳はJAFにお願いする事ができます。 大都市では直接JAFの窓口に出向き翻訳サービスを頼む事ができ、即日発行も可能です。
しかし、地方の窓口では翻訳サービスを行っていない所がほとんどです。必ず最寄のJAFにサービスの有無をお問合せする事をお勧めします。
また、郵送による申し込みもできますが、1週間から国によっては３週間ほど発行までにかかることがあるそうなので、時間の余裕に無い方にはお勧めしません。
★ 在住している国の運転免許証のすべては、各免許センターによって違うかもしれませんが、私の地元の免許センターでは、海外で運転免許を取得してから3か月以上その国に在住している証明として、初めて取得した在住している国の運転免許証を含むすべての免許を持ってくるようにと指示されました。
もしも、初めて取得した免許証（失効してても可）を紛失などしていたら、在住している国の免許センター（アメリカではDMV)に初めて取得した日付の証明書を発行してもらい、なおかつそれに翻訳を添付して提出して下さいとのことでした。
もしもの事を考えて、今までに取得した海外免許証は必ず保管する事をお勧めします。
※私の住むアメリカのDMV にアポイントなしで訪れようとするのであれば、長蛇の列に並ばされて半日がかり、もしくは一日がかりになってしまう事態になるので、死に物狂いで今まで取得した免許証全てを探しました。
★ 在住国の発行する免許証の有効期限に注意してください。
なぜならば、免許センターによりけりかもしれませんが、外国免許証のトランスファー手続きは週に一回決まった時間のみの受け付けです。
この日は、必要な書類の確認作業と次回の面接日を決めるだけです。
もしも書類に不備があれば、翌週までに書類の不備を修正し改めて免許センターを訪れなければなりません。
書類に不備がなければそのまま次回の面接日を決める事ができますが、最近は外国の方は増えた為にこの窓口が大変混み合っており面接日が向こう一か月、もしくは一か月半待ちになります。
確実に面接日まで有効な海外免許証を有する事が条件になっていますので、余裕をもって帰国することをおすすめします。
尚、在住国の発行する免許証の有効期限が切れ、日本の免許が失効して3年以上経っている方は、残念ながら免許に再発行は不可能です。
もしも、その様な状態になってしまっていた場合は改めて仮免の試験を受けなければなりません。
① 最寄の警察署もしくは免許センターで仮免の受験票を取得する。
② 住民票取得、本籍必須、マイナンバー記載しない
③ 写真 縦3、横2.4㎝
④ 費用 1150円と2900円
詳しくは地元の免許センターに問い合わせてください。
★ 入国スタンプは必須！！！！
2018の１０月に導入された自動顔認証ゲート、、これが最大の落とし穴で最重要事項です！
入国管理局と警察庁がまったく連携が取れていない？、というか警察のシステムが未だアナログな為に、自動顔認証で入国した人物の入国スタンプの押されないパスポートでは、その人物がリーガルに入国したのか、不法に入国したのかを警察では確認ができないのです。
不法に入国していない証明が入国スタンプです！そのスタンプがない者は不法入国の疑いがかけられても仕方がありません、、、不法入国の疑いのある者に運転免許の申請をさせられない。
普通に考えたら不法入国の疑いのある者に運転免許の申請をさせられない。って至極当たり前の事で理解はできるんですが、、国が定める顔認証で合法的に入国したのにも関わらず、それが証明出来ないシステムって一体なんなのよ？！？！って怒りか込み上がりました。
海外在住で国から何かしらのサービス（免許、健康保険、年金などなど）を受ける可能性のある際は顔認証を利用せず、必ず入国スタンプ押してもらう事を忘れないで下さい。
後日入国した空港で入国スタンプをもらう事が可能です。合法的に入国を証明する為に、免許センターから『入国スタンプをもらってきて下さい！』っと要請される可能性も十分にあります。
たぶん、１００％要請されると思いますので十分お気おつけ下さい。
必要書類に関して、これら全ての事に気おつけて頂ければあとは面接だけです。
面接で聞かれる事は、それぞれの面接官の方で質問の違いはあるかと思いますが私の場合は、
アメリカでの免許の取得に関していろいろと質問されました。
例を挙げると、
申請に必要な書類は何か？
免許申請の申し込みはどうしたか？
筆記試験はどのような形で行われたのか？
費用は幾らか？
実地試験はどのようだったか？
運転の練習の有無
免許更新の方法
です。
奥底にある記憶を掘り起こしなるべく細かく描写できるように努力はしましたが、正確な情報を伝えられたかは今でも疑問です。っが、無事に面接もクリアーして即日再発行された運転免許証を手にする事ができました。
海外在住者には期日前更新もできるようなのですが、できるだけ免許は失効させないでしっかり更新しておく事がベストです。
